各試験における答案構成時間
こんにちは。
質問箱にて、一橋ロー入試の際の答案構成時間を教えて欲しい旨の質問をいただきました。
この「答案構成時間」は自分もいつも悩んでいまして、本試の際もどうしようか考えているところです。そこで、この質問に解答させていただくと同時に、簡単に自分の考えているところをまとめてみることにしました。
1.答案構成時間:起案時間=1:3を基準に考える
ちゃんとした理由を聞いたことはないのですが、この割合が途中答案を書かないための一つの目安とされています。予備であれば15分→55分、本試験であれば30分→90分となります。周りに聞いてみても、この時間配分にしている人が多いです。
2.出力速度・分量からの調整
もっとも、この時間配分は全科目共通というわけではありません。構成に時間はかかるが書くこと自体はそれほど多くない民訴、逆に構成に時間はかからないものの事実摘示と評価が重要となる憲法・刑事法、問題文自体が長く構成に時間を要する行政法というように、科目によってばらつきがあります。
したがって、1の標準時間を科目に応じて上下させる必要が出てきます。ここの上下の程度は筆記速度にも依存するので、普段の演習や答練などで調整することになるでしょう。
3.各試験における答案構成時間(自分の場合)
【一橋ロー入試】
憲法 30分
民法(45分×2) 10分×2
刑法 60/135 20分
刑事訴訟法 75/135 20分
【予備試験】
行政法 10分
民法 15分
民事訴訟法 15分
刑法 20分(刑事訴訟法を先に解いた)
刑事訴訟法 10分
法律実務基礎科目 20分×2
一般教養 20分
【本試験の予定】
経済法1 20分
経済法2 20分
憲法 30分
行政法 35分
民法 30分
商法 35分
民事訴訟法 35分
刑法 30分
刑事訴訟法 30分
以上