一橋ロー入試対策④ 第二次選抜編(1)
こんにちは。梅雨空続きですっきりしませんね...
さて、今回からはいよいよ第二次選抜について書きます。
言うまでもなく一橋ローの入試でもっともウェイトの高い選抜ですから、相応の準備が必要となります。
今振り返ると自分の対策はやや過剰な部分もあったのかなと思うのですが、一つの対策としてお話しします。
書きたいことがたくさんあるので、いくつかに記事を分けます。今のところは、(1)入試対策総論―過去問演習の必要性 (2)入試対策各論―科目ごとの傾向 (3)実戦―どこまでのミスが許されるか の3つにする予定です。
では、早速本題に入っていきましょう。
1.過去問演習っているの?
身もふたもないトピックなんですが、後輩によく聞かれるので回答ついでに考えることにしました。大部分は友人との会話から構成されています。
先に述べておくと、一橋ローの入試では典型論点や重要判例の理解を問うてくることがほとんどです。したがって、何か特化した対策が必要になるわけではありません。
個人的には「受かりたいローの過去問なんだから解けるだけ解いてしかるべきでは」とも思いますが...まあ時間も有限ですからね。
過去問演習の要否は受験生の現在の学習段階によります。
①予備論文受験生・予備論文過去問演習経験のある方
友人の多くはこれにあてはまり、過去問は直前に見たという程度の人がほとんどです。書き方の型が身についているはずなので、本腰入れてまで書く必要はありません。しかし出題傾向が独特なので、直近数年分を見通して答案構成をするなどはした方がいいと思います。特に刑訴。
私は一応ここに当てはまりますが、対策は②と同じでした。
②予備論文受験経験がない方
未知で突っ込むのは危険。刑訴を除きオーソドックスな出題形式なので、出題の趣旨が出ている年度の過去問はしっかり書きましょう。演習量足りねえ!予備校行ってないから問研も重問も知らん!って方はアガルートの出してる実況論文講義シリーズ(書籍)や同志社ローの問題(量が多く、良問ぞろい)で埋めてください。
※【同期談】予備過去問ももちろん有用とのこと。独学でやるには分析本などが必要でしょうが。
③論文書いたことない方
現状では歯が立ちません。まずは過去問をみて今の自分と過去問との距離を測り、夏休みに上述の演習テキストなどで型をつかんで、対応できる問題を増やしていきましょう。
2.予備短答受かってないと無理?
それはないです。私もぎりぎりで短答通過した身ですし、予備受験経験がない人も受かっています。
3.3卒で行きたいが難しいのか?
話を聞く限り「入学自体は難しくない」そうです。彼女らの言葉を借りれば「下駄をはかされている」と。配点が違いますし募集枠も別なので、ある程度真実なんでしょう。成績の芳しくない私が優秀な3卒の同期に代わり語って良いのかはわかりませんが。
雑ですが、とりあえずはこんなところです。次回は科目別の傾向についてお話ししていきたいと思います。疑問点等あれば、質問箱にお願いします。
以上