Equip

予備試験・司法試験教材備忘録、日ごろの勉強についての記録

【使用教材紹介9】アガルートの司法試験・予備試験合格論証集 民法

お久しぶりです。

先日一橋ローの入試が行われました。受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

本日紹介するのはこちらの教材です。

 

アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集 民法

アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集 民法

 

 


【教材利用の目的:改正後の一元化ノート用】

 改正民法準拠の論証集として市販されているものとしては最も信用できる教材ということで、新たな民法一元化ノートとしてこれを選びました。

現在は、改正の影響がないところについて論証を前のまとめノートから移転したりしています。

 

特長① 記述の信用性が高い

アガルートの論証集に共通する特徴は、判例や調査官解説に基づいて作成されており信頼性がとても高いことです。論証集としては珍しくリファーがついているので、原典の確認も容易です。

ローの授業では、「受験生の多くがこのように理解しているがそれは正しい理解ではない」旨の"ありがたい言葉"をよく頂きます。そして、自主ゼミ等で授業内容をそれぞれのまとめノートに反映する作業を行っていると、「アガルートの論証は結局のところ間違ってはいないってことだよね」という結論に至る事がままあるのです。

丸暗記は論外ですが、少なくともこの本に載っている論証を展開すれば沈むことは無いと思います。

 

特長② 改正法「準拠」であること

改正法施行が迫る中、現在の受験生のニーズは「改正でどこが変わったか」より「改正法を前提とするとあの論点はどう書くのか」に移行しつつあると思います。

しかし、基本書も含め改正法準拠の本はまだまだ少ないです。

シェアの高い趣旨規範ハンドブックも現状では改正法への言及があるにとどまりますし、伊藤塾はシケタイでのみ改正法準拠となっておりコスパの面で劣ります。

アガルート論証集は先駆けて改正法に準拠している点、親族相続法改正にも対応している点で高く評価できます。

したがって、この時期から一元化用の本を選ぶとすれば、この本が最善であるように思います。

 

注意点① 論証の域を超える場合があること

正確性を期すためか、判例の言い回しや調査官解説の記載をそのまま持ってきている場所があります。そのため、答案として展開するには冗長なものが多いです。

1.条文のどの文言との関係で問題になるのか(or問題の所在がどこにあるか) 2.条文・制度趣旨 3.理由付け 4.結論・導出される規範 に着目し、コアとなる場所だけ抜き出すようにすると良いと思います。

 

                                   以上